(ブルームバーグ): ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏は、人工知能(AI)ブームの波に乗って時価総額が3兆ドル(約461兆円)を突破したエヌビディアについて、依然として過小評価されていると述べた。
サウジアラビアの首都リヤドで開催されている「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)」で、「未来はもっと大きい」と孫氏は発言。「エヌビディアはその一例に過ぎない」と述べ、AIバブルとの見方を退けた。
また人間の1万倍の知性を持つ人工超知能(ASI)が2035年までに開発されるとの見方を示す一方、これを実現するには数千億ドルの投資が必要だと述べた。「私はそれだけに集中している。これは人類の未来を永遠に変えるだろう」と孫氏は語った。
ソフトバンクはすでにAIを活用したサービスに多額の投資を行っており、企業価値を1570億ドルと評価したオープンAIの資金調達ラウンドでは5億ドルを投じた。
原題:Softbank’s Son Says Nvidia Is Undervalued as Super AI Looms(抜粋)
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