コラム:遠のく国際通貨合意、日米協調介入でもG7結束は示せず 07-Aug 10:05

先週実施された米国と日本による円買いの協調介入で、本来期待されるべき主要7カ国(G7)全体の結束した力が見られなかったことは、介入自体と同じくらい意味深い。かつてのような主要国による一斉行動ではなく、今回は日米間の取引的な合意に基づく対応にとどまった。それは介入効果を弱めただけでなく、為替に関する「大きな国際合意」への期待もさらに遠のかせた。

コラム:訂正-FRBへの影響力強化狙うベセント氏、円買い支えが絶好機 07-Aug 06:35

FRBには過去の金融危機時に創設され、その後ほとんど使われることなく眠っている融資制度が数多く存在する。ベセント米財務長官はこの数日、そのうちの1つを持ち出し、日本の為替市場への介入に活用した。狙いは円相場の安定化にある。だがこの動きは、トランプ政権がFRBの権限領域に踏み込もうとする意欲を依然として失っていないことも示している。またFRBのウォーシュ議長が就任直後に「つまずいた」ことも、こうした介入を後押しする要因となった。

NY市場サマリー(6日)円158円台半ば、株下落 利回り上昇 07-Aug 05:50

<為替> ドルが円やユーロなどの主要通貨に対し上昇した。米国とイランの戦闘終結に向けた協議のほか、米労働省が7日に発表する7月の雇用統計が注目される中、安全資産としてのドルに買いが入った。 この日のニューヨーク時間の取引で、ドル/円 は0.41%高の158.41円。 市場では、米連邦準備理事会(FRB)の​今後の金融政策の行方の手がかりを得ようと雇用統計が注目されている。FRBは7月28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを‌決定したが、決定は9対3。ウォーシュFRB議長はインフレ抑制に向けた強い姿勢を改めて示し、9月の次回会合での利上げの可能性を排除しなかった。 INGの為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は「7月のFOMC後に発表される経済指標は全てが極めて重要になる」とし、「7日に発表される7月の雇用統計はドル/円相場に大きな影響を及ぼす可能性がある。予想を上回る強​い内容なら、投機筋によるドル買い・円売りポジションの積み増しが再び進む」との見方を示した。