日銀の植田和男総裁は13日の信託大会でのあいさつの中で、中東情勢がなお不透明な状況にあることを踏まえ「その帰すうや、それが経済・物価・金融情勢に及ぼす影響を注視しつつ、経済・物価の中心的な見通しが実現する確度やリスクを点検していきたい」と述べた。
午後3時のドルは、前週末のニューヨーク市場終盤からドル高/円安の159円後半で推移している。週末の米国とイランの協議が合意に至らず、米国がホルムズ海峡の封鎖を表明したことが不透明感を一層高めたとして、原油先物相場が急上昇し、ドルも買われた。ただ対円相場では為替介入への警戒感や日銀の利上げ観測が重しとなり、160円には届かず上昇が一服した。
格付け会社フィッチ・レーティングスは10日、トルコの格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」に変更した。通貨リラを支えるための大規模な為替介入で外貨準備高が急速に減少していることや、イラン紛争に伴うリスクの高まりを理由に挙げた。トルコの長期外貨建て格付けは「BBマイナス」に据え置いた。