日銀は1日、当座預金残高の7日分の予想で、財政等要因が9.48兆円の不足になるとの見通しを発表した。民間短資会社の予想から最大で約5.5兆円乖離(かいり)している。
午後3時のドルは、前週末ニューヨーク市場終盤に比べ円高となる159円前半だった。月末のドル需要などに支援されたが、日銀の金融政策決定後に円高方向に振れた。今回会合での利上げは見送られたが、3人の委員が利上げを主張したことなどが、市場ではタカ派寄りとの受け止めにつながった。
日銀は4月の利上げを見送ったものの、反対票が3人に上るなど、この先、利上げに向けた議論が一段と進みそうだ。日銀の公式見解を示す「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では物価上昇への警戒感が示され、日銀ウォッチャーの間では、総じて「タカ派的」と受け止められている。