午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤からほぼ横ばいの158円後半で推移している。イランでの戦闘が早期に収束するとの期待はあるものの、トランプ米大統領の発言通りに事態が進展するかに懐疑的な見方も強く、様子見が続いている。
エコノミストを対象としたロイター調査によると、インド準備銀行(中央銀行)は4月8日の金融政策決定会合で、主要政策金利のレポ金利を5.25%に据え置き、その後は少なくとも2027年半ばまで据え置くとの見方が大勢を占めた。物価上昇圧力が落ち着いていることから、中東情勢の緊張が経済に与える影響を見極める余地があるとみられている。
1日発表の3月日銀短観で企業の物価見通しが引き上げられたことで、市場では日銀の4月利上げをサポートする材料だとの声が上がっている。中東情勢の緊迫化による原油価格上昇の影響を十分に織り込まない中でも物価見通しが引き上げられたことは、インフレリスクの高まりだとの指摘がある。日銀では、短観の発表前から物価見通しに注目する声が出ており、物価上振れリスクへの警戒感をさらに高める可能性がある。