国際通貨基金(IMF)が19日公表したデータによると、IMFに報告された2025年第3・四半期の外貨準備に米ドルが占める比率は56.92%と、第2・四半期の57.08%から小幅低下した。一方、ユーロ建て準備金が占める割合は20.33%と第2・四半期の20.24%から小幅上昇した。
日銀が30年ぶりの水準へと利上げしたが、ドルは157円台まで上昇、ドル高/円安が止まらない。円ショートの投資家にとって、次回利上げまで時間的な猶予ができた側面が意識されているためだ。日本サイドとして為替介入以外、目先の円高方向へのカードは残っていないとの見方に加え、その効果への疑念もつきまとう。しばらくは市場と当局の神経戦が続きそうだ。
イタリアの競争当局(AGCM)は22日、米アップルと同社の関連2部門に対し、モバイルアプリ市場での支配的地位を乱用したとして、9860万ユーロ(約1億1550万ドル)の制裁金を科したと発表した。