半導体業界幹部らは25日、人工知能(AI)インフラ構築に向けた世界的な競争で需要が急増し、設備投資の拡大や生産能力の増強が進む中、中国の半導体産業が力強い成長の勢いを見せていると述べた。
スイスの半導体部品メーカー、VATの中国販売責任者ジェリー・チャン氏は上海で開かれた国際展示会「セミコン・チャイナ」でロイターに対し、今年の業界の成長は「予想以上に速い」と語った。
業界団体SEMIの中国支部トップは、自動車、スマートフォン、電子機器などに使用される22─40ナノメートルのプロセスノードで製造される半導体について、世界の生産量に占める中国の割合は今年の37%から2028年までに42%に上昇するとの見通しを示した。
AIブームは世界的な半導体サプライチェーンを圧迫しつつあるが、企業幹部や業界アナリストによれば、中国は製造業の規模と強さを踏まえると、他国より対応力に優れている。
中芯国際集成電路製造(SMIC)など中国の大手半導体メーカーに半導体材料を供給する蘇州源展材料科技の副社長は「メモリー(チップ)のサイクルについては非常に楽観視している。大規模な生産能力の拡大が行われるだろう」と述べた。