印アダニ、AIデータセンターに1000億ドル投資へ 17-Feb 18:56

インドの複合企業アダニ・エンタープライズ(ADEL.NS)は17日、2035年までに再生可能エネルギーを電源とする人工知能(AI)対応データセンターの構築に1000億ドルを投じると発表した。世界のAI競争でインドの存在感を高める狙いだ。

インドではAIインフラ投資が急増しており、グーグル、アマゾン、メタ、マイクロソフトといった世界大手に加え、リライアンスやTCSなど国内企業も投資を拡大している。

アダニによると、今回の投資を受けて、サーバー製造やソブリンクラウド基盤など関連産業に追加で1500億ドルの投資が誘発される見込み。今後10年間でインド国内に計2500億ドル規模のAIインフラ・エコシステムが形成されると予測している。

市場アナリストのアンバリーシュ・バリガ氏は「AIデータセンターは次世代環境の心臓部となる。豊富な資金力を持つ巨大グループがこうしたインフラ整備に動くのは自然な流れだ」と指摘する。

アダニは現在2ギガワット(GW)のデータセンター容量を保有しているが、これを5GWまで拡大し、世界最大の統合型プラットフォームを構築する計画だ。

さらに550億ドルを投じ、再エネ事業を拡大する。世界最大級の蓄電池システムも含まれる。

アダニはすでにグーグルと提携している。また、ウォルマートが出資するフリップカートとの提携を拡大し、第2のAIデータセンターを開発する方針も表明した。