米アップル、インドの独禁法訴訟を引き延ばそうとしている=当局 01-Dec 18:57

インド当局は、米アップル(AAPL.O)が罰金を全世界の売上高で計算することを認める法律に異議を唱えることにより、インドでの独占禁止法手続きを阻止しようとしていると訴えた。

アップルは同社のアプリ内課金が小規模なプレーヤーを痛めつけ、反競争的だとして違法性が認定された訴訟を受け、最大380億ドルの罰金に直面するリスクがあると主張。罰金を含むこの訴訟に関する最終決定はまだ下されていない。

インド競争委員会(CCI)の代理人は1日、アップルが2021年までさかのぼって「手続きを引き延ばそうとしている」と非難。アップルの代理人は裁判所に対し、規制当局が強圧的な手段を取ることを阻止するよう求めた。

デリー高等裁判所の判事はCCIに対し、アップルの主張に対する詳細な反論を提出するよう求めた。

アップルは不正行為を否定している。