米メタ・プラットフォームズ(META.O) は、先月立ち上げた最先端人工知能(AI)モデルの実装化を担う部門に、社内各方面の最優秀ソフトウエア・エンジニアを転属させている。社内向けメモをロイターが確認した。
この応用AI(AAI)エンジニアリング部門を統括するマーヘル・サバ氏が記したメモによると、同社は選抜した従業員に転属を通知している。
サバ氏は同部門設立を発表した当初配属の希望者を募っていたが、今回のメモでは配属はもはや希望でなく辞令になっていると述べた。
「AAIは当社の最優先事項の1つで、この課題に取り組むために最強の人材を投入する資源配分を進めている。従って異動は任意ではない」としている。
メタの広報担当者は、このメモやチームの計画に関するコメントを拒否した。
こうした組織再編は、メタが計画している数万人規模に及ぶ可能性がある大規模人員削減の一環として行われた。人員削減は、多額のAIインフラ投資負担を相殺し、AI支援を受ける働き手によってもたらされる効率性向上に備える狙いがある。
AAIエンジニアリング部門は、コードの記述や複雑なタスクを自律的に遂行できる「AIエージェント」の開発を加速させるツール構築・評価を担っている。
サバ氏は先月、最終目標はメタ社内において製品やインフラの構築、試験、出荷といった作業の大部分をAIエージェントに遂行させ、従業員はそれらを監視する役割を果たすことだと述べた。