米半導体大手インテル(INTC.O)は、同業エヌビディア(NVDA.O)が50億ドル相当のインテル株を取得したことを、29日の提出書類で明らかにした。
エヌビディアは9月、インテルに50億ドルを出資し、インテルの普通株を1株当たり23.28ドルで取得すると発表。29日の提出書類によると、エヌビディアは私募により、9月の合意で定められた価格でインテル株2億1470万株以上を取得した。
この動きは、長年の失策と資本集約的な生産能力の拡張により財務が圧迫されていたインテルにとって、重要な財政的救済になるとみられている。
米株式市場序盤の取引で、インテルの株価は前営業日終値比約1%高の36.50ドル近辺で推移している。