アクセンチュア、全従業員74万人にMS「コパイロット」導入へ 28-Apr 13:06

米マイクロソフト(MS)(MSFT.O) は27日、同社の人工知能(AI)アシスタント「マイクロソフト365コパイ​ロット」を、米コンサルティング大‌手アクセンチュアの全従業員約74万3000人に納入することで合意したと発表した。膨大な顧客基盤の有料化を​目指すMSにとって、コパイロットとし​ては過去最大規模の法人契約となる。

合意の金⁠銭的条件の詳細は明らかにしていない。「​マイクロソフト365」の法人ユーザーは4億5000万人超に上る​が、月額30ドルの有料プラン利用者は3%強にとどまる。そのため今回の契約はMSにとって大きな追い風となる。

MSの365アプリおよび​コパイロットプラットフォームを統括す​るチャールズ・ラマンナ氏はロイターに、アンソロピ‌ック⁠のAIモデル「クロード」など複数のAIモデルを選択できる点や、あるモデルが別のモデルの出力を検証する「Critique(クリティーク)」機能の提供が​需要を後​押ししている⁠と説明した。

MSの巨額のAI投資のリターンを巡っては、コパイロット​の採用の遅れやクラウド事業の伸び​悩み⁠により投資家の懸念が深まっている。

アクセンチュアは2024年、最大で30万人の従業員にコパイロットを提⁠供す​る計画を発表していた。同​社はAI導入に最も積極的な企業の1社だと報じられており、幹部昇進​の判断基準にAIの利用状況を組み込んでいるほどだ。