米メタ(META.O)は数十億ドルを投じてグーグルの人工知能(AI)半導体を自社のデータセンターで使用する方向で同社と協議を進めていることが分かった。米ネットメディアのジ・インフォメーションが25日報じた。
さらにメタは来年までにグーグル・クラウドで同半導体をレンタルすることについても協議しているという。
報道によると、グーグルは自社開発の半導体「テンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)」を、エヌビディア(NVDA.O)製半導体よりも安価な代替品として売り込んでおり、より高いセキュリティー基準を求める企業にとって有用だと訴えている。
またグーグルはTPU部門でエヌビディアの収益の10%に相当する売り上げを目指すことも検討しているという。
TPUはグーグル・クラウドでレンタル可能で、供給が限られているエヌビディア製半導体の代替となる。