NY外為市場=ドル横ばい、経済指標が強弱まちまち 円高基調維持 13-Feb 05:56

ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対しほぼ横ばいで推移した。このところの米経済指標が強弱まちまちとなり、連邦準備理事会(FRB)の金融政策の先行きが見通しにくくなっていることで小動きとなった。一方、円は力強さを維持している。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数はほぼ横ばいの96.93 。

円は対ドルで0.25%高の152.905円。8日投開票の衆院選以降、4営業日連続で上昇しており、この円高基調が13日まで続けば、週間ベースでの円の上昇率は2025年2月以来最大になる。

米経済指標では、労働省がこの日に発表した2月7日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週比5000件減の22万7000件。前日発表の1月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月から13万人増加し、増加幅は予想の7万人を大きく上回ったほか、失業率は4.3%と、前月の4.4%から改善した。ただ、商務省が10日に発表した昨年12月の小売売上高は市場予想(0.4%増)に反して横ばい。個人消費の鈍化が示唆された。市場では労働省が13日に発表する1月の消費者物価指数(CPI)が注目されている。

ステート・ストリート(ボストン)のシニア・グローバル・マーケット・ストラテジスト、マービン・ロー氏は「米経済の現状と、これに密接に関連しているFRBの金融政策の行方とを見極めようと、手掛かりを探る状況が続いている」と指摘。「今週発表の経済指標では、小売売上高が軟調だった一方、雇用統計では採用も解雇も増えていない現状が裏付けられた。FRBはインフレ動向などを巡り明確に判断できるようになるまで様子見姿勢を崩さない」と述べた。

CMEフェドウオッチによると、市場ではFRBが3月の次回会合で92%の確率で金利据え置きを決定するとの見方が織り込まれている。

スコシアバンクのショーン・オズボーン氏率いるアナリストチームは、主要中央銀行の政策スタンスの相対的な見通しを反映し、ドルは主要先進国通貨に対し広範に弱含む状況が続くとの予想を示した。

終盤の取引でユーロ/ドルはほぼ横ばいの1.186975ドル。
ドル/円 NY午後4時,152.68/152.70 始値,153.29 高値,153.75 安値,152.37 ユーロ/ドル NY午後4時,1.1869/1.1871 始値,1.1884 高値,1.1889 安値,1.1857