韓国国民年金初のドル建て債、年内発行に期待=保健福祉省高官 04-Feb 16:57

韓国保健福祉省のイ・スラン第1次官は3日、国民年金公団(NPS)が年末までに外貨建て債券の発行を開始することに期待を示した。為替変動の拡大を背景に資金調達の多様化を進める狙いがある。

「早ければ早いほど良い。関連法の改正が速やかに行われれば、年内の実施が理想的だ」とロイターに語った。

NPSにとって初となるドル建て債券発行計画について、政府当局者が具体的な時期に言及したのは今回が初めて。発行規模などの詳細は未定だが、イ氏は「NPSの海外投資規模に対する比率として上限を設けることが理にかなっている」との認識を示した。

イ氏の発言を受けて韓国ウォンは下げ幅を縮小し、0626GMT(日本時間午後3時26分)時点で0.2%安の1ドル=1449.8となった。一時0.5%下落していた。

保健福祉省は先週、海外株式への投資比率の年末目標を38.9%から37.2%に引き下げる一方、国内株式の目標を引き上げた。イ氏は「今年の海外投資規模を削減したのは為替市場への圧力が理由だが、外貨建て債券を発行できればこの問題はある程度解決される」と述べた。