南アフリカ準備銀行(中央銀行)の金融政策委員会(MPC)は29日、政策金利のレポ金利(ZAREPO=ECI)を6.75%に据え置き、インフレ期待が一段と低下する見通しを示した。
ロイターが調査したエコノミストの大半が据え置きを予想していた。
ハニャホ総裁は記者会見で、MPCメンバーのうち4人が据え置きを、2人が25ベーシスポイント(bp)の利下げを支持したと説明。「低インフレが続く中、一段の(インフレ)期待低下が見込まれる」と述べた。
12月の総合インフレ率(ZACPIY=ECI)は3.6%と、11月からわずかに上昇して中銀目標の3%を上回ったものの、1%ポイントの許容範囲内にとどまった。
ハニャホ氏は、中銀当局者らは12月のインフレ率がピークとなり、そこから鈍化すると考えていると述べた。
一方で、電気料金を含む潜在的な物価上昇圧力のほか、世界的な貿易摩擦と金融市場の不安定化による不確実性の高まりといった懸念要因にも触れた。