イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のキャサリン・マン委員は、今週発表された英国のインフレ指標について、「良い数字」だったが、基礎指標はイングランド銀が期待していたほど改善しなかったと述べた。ポッドキャスト番組「キャスリーン・ヘイズ・プレゼンツ:セントラル・バンク・セントラル」のインタビューに応じた。
マン委員は、最近の失業率の上昇は「非常に懸念される」とし、イングランド銀行は「金融政策がインフレ目標と完全雇用の間でバランスが取れているという認識に近づいている」と述べた。
英国立統計局(ONS)が18日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.0%上昇と、昨年3月以来の低い伸びとなった。
金融政策委員会の3月会合で利下げを支持するかとの質問に対しては、今後数カ月でインフレ率が2%に低下するとの見通しが、英国の高インフレ問題を解決したことを意味するかどうかは確信が持てないと回答。「実際のところ、持続可能な、あるいは根本的なインフレ率とは何か、また、今後数カ月以内に実現すると思われる2%が本当に持続可能な2%なのかどうかを正確に判断するのはかなり難しい」と語った。
イングランド銀行(英中央銀行)は5日、政策金利を3.75%に据え置いたが、5対4と予想外の僅差での決定だった。
マン委員は据え置きを支持し、追加利下げを支持する根拠が増えているが、まだ十分ではないとの見解を示していた。