中国は10─11 日に中央経済工作会議を開催、2026年の経済運営は財政刺激に軸を置き、地方政府の財政問題に取り組む一方で成長支援へ「必要な」財政赤字や債務を維持する方針を示した。
新華社によると、中国は来年、カウンターシクリカルとクロスシクリカルの調整を強化する。「必要な財政赤字、総負債規模、総支出を維持し、科学的な財政管理を強化して財政支出構造を最適化する積極的な財政政策を引き続き実施する」とした。
銀行預金準備率と金利の引き下げを含む手段を柔軟に展開するという。
またイノベーション主導の戦略を堅持し、新たな成長牽引要因の育成と拡大を加速させながら、家計消費を押し上げるための措置を講じるとした。