ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は18日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を市場の予想通り2.25%で据え置いた。経済の回復を支援するため、金融政策は当面緩和的なスタンスを維持する必要があると指摘した。
利上げ開始時期は今年末ごろか来年初めと予想した。
中銀は「経済が予想通りに推移すれば、金融政策は当面緩和的になる可能性が高い」と表明。景気回復が進みインフレ率が目標レンジの中間点に向け持続的に低下すれば、金融政策は徐々に正常化していくとの認識も示した。
NZドルは0.5%下落し1ドル=0.6022米ドル。2年物スワップ金利は3ベーシスポイント(bp)低下の2.9786%と、1月19日以来の低水準となった。市場が織り込む9月の利上げ確率は政策決定前の約70%から53%に低下。10月の利上げ確率も84%に低下した。政策決定前は完全に織り込まれていた。
中銀はOCRが今年末までに2.38%になると予想し、利上げの可能性を幾分示唆した。昨年11月時点の予想では2027年半ばに利上げの可能性があるとみていた。