中国、人民元バスケットのウエート調整 円に代わりウォンが3位に 31-Dec 19:42

中国人民銀行(中央銀行)傘下の為替市場運営機関、中国外貨取引センター(CFETS)は31日、1月1日から人民元指数通貨バスケットのウエートを調整すると発表した。米ドル、ユーロ、円、オーストラリアドルなど主要通貨のウエートを引き下げる。貿易加重方式に基づく年次調整で、「現在のバスケットと新バージョンの運用傾向はほぼ一致している」とした。

米ドルのウエートは18.903%から18.307%に、ユーロは17.902%から17.862%に引き下げる。

一方、香港ドル、タイバーツ、韓国ウォンなどのウエートを引き上げる。この結果、韓国ウォンは円を抜いてウエートが3番目に重い通貨になるという。