午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤からほぼ横ばいの158円後半で推移している。イランでの戦闘が早期に収束するとの期待はあるものの、トランプ米大統領の発言通りに事態が進展するかに懐疑的な見方も強く、様子見が続いている。
前日の流れを引き継ぎ、朝方はドル売り優勢で一時158円半ばまで下落した。仲値公示に向けてはドル買いが強まり、仲値後に159円台まで上昇する場面もあった。その後は158円後半を中心にもみ合いが続いた。
イラン情勢が不透明で原油相場も高止まりが続く中、前日からのドル売りはやや進み過ぎとの指摘が聞かれた。原油高の中期的な影響に市場の関心が向かいつつあるとの声もあった。
2─3週間以内にイランに対する軍事作戦を終了する可能性があるとトランプ大統領は発言しているものの、ステート・ストリート銀行東京支店長の若林徳広氏は、トランプ氏の発言が二転三転することが「市場にとってリスク」であることは変わらないと話す。
若林氏は、イラン情勢が不透明な今の状況では、オーバーウエートとなっていた通貨に対してドルが買い戻される「ドル買い相場」が続いているとも指摘。ヘッドラインなどで瞬間的に下落したところではドル買い意欲もみられる一方、上値では為替介入への警戒感も根強く、結果的にレンジ相場が続いているとの見方を示している。
ドル/円,ユーロ/ドル,ユーロ/円 午後3時現在,158.65/158.70,1.1567/1.1569,183.49/183.50 午前9時現在,158.58/158.60,1.1573/1.1576,183.48/183.49 NY午後5時,158.71/158.73,1.1552/1.1555,183.34/183.40