尾崎正直官房副長官は30日午後の会見で、金融市場で大きな変動が生じているとの認識を示し「市場の動向を極めて高い緊張感を持って注視している」と述べた。「原油先物市場に加えて、為替市場でも投機的な動きが高まっているとの声が聞かれる」とし「為替が国民生活や経済に与える影響も踏まえてあらゆる方面で万全の対応をとる」考えを示した。
中国外務省が同日、超党派の議員連盟「日華議員懇談会」会長を務める自民党の古屋圭司衆院議員に制裁措置を科したことについて尾崎氏は「同議員の言動等を理由として、中国側が自らと異なる立場の者を威圧するかのような一方的措置を取ることは断じて受け入れられず、日中関係の観点からも極めて遺憾だ」と述べた。中国側に対して外交ルートで申し入れを行い、速やかに措置を撤回するよう求めたことを明らかにした。
中国外務省によると、制裁措置は古屋氏の中国入国を即日禁止するほか、同国における資産を凍結するというもの。古屋氏はこれまで台湾を繰り返し訪問しており、直近では今月に台北で頼清徳総統と会談した。