対話型人工知能(AI)「クロード」を開発した米新興企業アンソロピックは12日、最新の資金調達ラウンドで300億ドルを確保したと明らかにした。企業評価額は3800億ドルと、1830億ドルだった2025年9月の資金調達時を大きく上回り、投資家の関心の大きさが浮き彫りになった。
アマゾン・ドット・コムやグーグルの支援を受けるアンソロピックはAIモデル学習をコーディングに集中させることで差別化を図り、「クロード・コード」が開発者の間で強い支持を集めた。その結果、企業向けAI市場における競合他社に対する優位性の獲得につながっている。
同社のデスクトップAIエージェント「クロード・コワーク」向けに最近投入した一連の追加ツールは、幅広いソフトウエアを代替できるのではないかとの観測が広がり、世界的なソフトウエア株の大幅下落をもたらした。
今回の出資者はD・E・ショーやICONIQ、MGXといった投資会社が主体だった。