イングランド銀行(英中央銀行)のグリーン金融政策委員は25日、中東紛争の経済的影響が主要な議題となった今月の金融政策委員会(MPC)で自身は利上げに投票する状況になかったと述べた。
米投資銀行ジェフリーズが主催した討論会で「私が利上げに傾くことはなかった」と語った。
英中銀は19日、政策金利の据え置きを全会一致で決定。中東紛争によるインフレリスクを前に一部の委員は利上げの可能性に言及していた。
グリーン氏は、インフレ期待の上昇が物価安定目標に対するリスクを高めたことは認めたものの、2022年の前回の大幅なインフレ上昇時よりも労働市場が弱いため、それが望ましくない大幅な賃金上昇につながることは確実ではないとした。