午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤からほぼ横ばいの159円後半で推移している。トランプ米大統領が7日までを大規模攻撃の猶予期限としてイランに合意を迫る中、停戦となれば相場反転のリスクがある上、為替介入への警戒感もあり、再度のドル160円台乗せには慎重になっているとの見方が聞かれる。
ドルは午前中、ややドル買い/円売り方向に傾いたものの、160円手前では上値が伸びずに押し戻された。前週後半以降、ドルは159円半ばから後半を中心とするレンジ取引が続いている。
トランプ大統領が7日までとして期限を設定するイランへの大規模攻撃が行われるかが注目されているが、攻撃が実行されるとの悲観的な見方はある程度織り込まれているとの指摘も聞かれる。
セントラル短資FX市場業務部の富永貴之部長は、イランを巡る合意を「市場は懐疑的にはみている一方、合意成立への期待感もある」として、停戦方向となれば相場が反転する可能性が意識され、上値が抑えられていると指摘。一方、ドルの対円相場では為替介入の可能性も否定できないことが、再度の160円トライに慎重さがみられるもう一つの要因と考えられるという。
富永氏によると、ドルの158円台では押し目が拾われる一方、160円手前ではポジションを手じまうような「レンジを見込んだ慎重な取引が目立つ」という。
ドル/円,ユーロ/ドル,ユーロ/円 午後3時現在,159.75/159.80,1.1534/1.1537,184.30/184.31 午前9時現在,159.69/159.70,1.1539/1.1542,184.30/184.31 NY午後5時,159.68/159.69,1.1541/1.1542,184.28/184.31