経団連の筒井義信会長は13日の定例会見で、為替動向に関し「円安はちょっと行き過ぎ」と述べ、円高への修正が必要との考えを示した。さまざまな思惑により、円安が「過度に行き過ぎた場合は、為替の介入ということもあってしかるべき」と語った。
高市早苗首相が近く衆議院を解散するとの観測が広がる中、為替市場は13日、拡張的な財政政策を織り込み1ドル=150円台後半まで円安が進んだ。
筒井会長は、為替は国力を反映するものであり、ファンダメンタルズを反映すべきとの基本的な考えを示した上で、現実は短期筋の思惑売買が局面局面でかなり相場を動かしてきていることも事実と指摘。基本は市場に委ね、ファンダメンタルズを反映して円高方向に向かっていくことが望ましいとの見解を示した。