内閣府が9日公表した3月の景気動向指数速報(2020年=100)は、足元の景気を示す一致指数が前月比1.3ポイント低下の116.0と4カ月ぶりのマイナスとなった。耐久財や鉱工業用生産財の出荷指数が下押しした。 先行指数も前月比0.5ポイント低下の107.7と2カ月連続のマイナス。最終需要財在庫率指数やマネーストックなどが下押し要因だった。 一致指数から一定のルールで内閣府が決める基調判断は「下げ止まりを示している」で据え置いた。