■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
午後3時のドル/円は148円後半と、前日ニューヨーク市場終盤から小幅にドル高/円安の水準で推移している。日銀の利上げ観測後退や日本と欧州の政治不安など複数要因が重なり、ドル買いが優勢で推移したものの、200日移動平均線近辺で伸び悩んだ。自民党総裁選に向けた動きも関心を集めており、総裁選前倒しとなれば一段の円売りもあり得るとの見方も聞かれた。
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<株式市場>
東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比371円60銭安の4万1938円89銭で取引を終えた。米ハイテク株安を嫌気し、国内の関連株を中心に下げが強まった。日銀の早期利上げへの思惑後退を受け、金融株は弱かった。
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<円債市場>
国債先物中心限月9月限は、前営業日比23銭安の137円29銭と反落して取引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同3.0ベーシスポイント(bp)上昇の1.630%。財政懸念を背景に超長期ゾーンの金利上昇幅が大きくなり、新発30年国債利回りは過去最高水準を更新した。
短期金融市場で無担保コール翌日物の加重平均レートは、前営業日(0.478%)から横ばい圏の見通し。
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国債先物・25年9月限,137.29,(-0.23) 安値─高値,137.23─137.38 10年長期金利,1.630%,(+0.030) 安値─高値,1.630─1.620%