午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤からドル安/円高の159円前半で推移している。ドル/円相場で積極的に取引を行う手掛かりに乏しい中、米国の金利高が一服し、上値が重い展開となった。
ドルは朝方の159円半ばから徐々に水準を切り下げた。午後にかけて159.21円まで売られたものの、下がったところでは押し目買いの意欲も強いとの声が聞かれた。
前日に一時1年7カ月ぶり高水準に上昇した米10年金利は足元で4.6%台に下落しているほか、午前中には米国がカナダへの関税発動停止を発表し、米ドルがカナダドルに対して売られた。
米国の指標は軒並み弱く、市場では「ひと頃に比べれば、ドル/円のファンダメンタルズ面で円安の勢いを止める材料の方が多い」(国内銀行の為替ディーラー)との見方があるものの、ドル/円相場は159円台での推移が続く。
相場の下押し材料が出てもドル/円の下げは大きく深まらず、「円高材料には反応しない。根本的な円安材料は変わらず、下がったところでは安心して買いが入れられるのではないか」(トレイダーズ証券の井口喜雄・市場部長)との声が聞かれた。
一方、上値追いも限定的で、日米による為替協調介入後で160円を超えるドル高/円安は追加介入が警戒され「上は攻められない」(トレイダーズ証券の井口氏)との見方もある。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.29/159.31 1.1587/1.1590 184.60/184.61
午前9時現在 159.54/159.57 1.1575/1.1577 184.70/184.71
NY午後5時 159.61/159.62 1.1574/1.1577 184.73/184.77