午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤からややドル安/円高の159円前半で推移している。日米の為替協調介入への警戒感や軟調な米指標に伴うドル高一服などが上値を抑制しているほか、日銀の早期利上げに関しても連日報じられたが、わずかな下押しにとどまった。円の地合いが弱い状況は変化はないとの見方が聞かれる。
ドルは朝方からじりじりと水準を切り下げる展開となった。前日に続いて日銀の早期利上げに関する報道が流れると、一時159.15円まで下押しする場面もあった。
ロイターは、日銀が早ければ9月17、18日の金融政策決定会合で1.25%への利上げを想定していることが14日、複数の関係者への取材で分かったと報じた。上振れ含みの物価動向に対処し、利上げペースの前倒しも視野に入れる。前日には日銀の早期利上げを巡るブルームバーグ報道で、ドル/円は一時下振れした。
JPモルガン・チェース銀行の棚瀬順哉・為替調査部長は、介入への警戒感や軟調な米指標を背景とするドル高一服でドル/円の上値が抑えられている一方、「円の地合いは基本的には弱い」と話す。日銀の利上げに関しても円安に促される形ではなく「予防的に」実施できなければ、日銀の利上げ観測が高まっても円高にはなりづらいとしている。
年内の利上げだけでなく、中長期の利上げ期待も高まっている中でも円高につながっておらず、「ハードルが上がっている」(棚瀬氏)状況という。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.24/159.28 1.1541/1.1543 183.81/183.82
午前9時現在 159.42/159.45 1.1533/1.1535 183.87/183.89
NY午後5時 159.49/159.51 1.1527/1.1530 183.87/183.91