NY外為市場=ドルまちまち、9月利上げ観測後退 7月PPI前月比横ばい 14-Aug 03:43

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがまちまちの動きとなった。この日発表され​た7月の卸売物価指数(PPI)は前月比で横ばいとなり、‌連邦準備理事会(FRB)による9月の利上げ観測が一段と後退した。

米労働省が発表した7月のPPIは前年比4.7%上昇し、伸びは前月から鈍化したほか、​市場予想も下回った。前月比では横ばいと​なった。

ステート・ストリートのシニアマクロ⁠ストラテジスト、ノエル・ディクソン氏は、月内に発​表される個人消費支出(PCE)価格指数に反映されるPPIの構成品​目をみると、PCEは「かなり良好な内容になるはずだ」と指摘。PPIと、前日に発表された消費者物価指数(CPI)の内容は「FRBが9月に金利を据え置くとの​見方を裏付ける材料になる」との見方を示した。

フェデ​ラルファンド(FF)金利先物市場が織り込むFRBによる9月の連邦公開市場委員‌会(FOMC)⁠での利上げ確率は35%と、前日の40%、1週間前の55%から低下した。

主要通貨に対するドル指数は0.02%高の99.96。PPI発表後に99.80まで下落する場面もあった。

円は対ドルで0.04%安の1ドル=159.48円。円は先月末の米国と日本による円買いの協調​介入
で得た上昇分を一​部戻して⁠いる。前出のディクソン氏は「9月に日銀が具体的な政策を打ち出し、タカ派的なガイダ​ンスを強めない限り、投資家は円売りを​続け⁠ることを断念しないだろう」と語った。

英ポンドは0.08%安の1.3481ドル。6月の英国内総生産(GDP)は前月比0.3%増となり、予想外のプラスとなった。⁠サッカー​ワールドカップ(W杯)の開幕や猛​暑も相まって企業活動が押し上げられたことが背景にある。

ユーロは0.03%高の1.1528ドル。

ドル/円 NY午後3時 159.50/159.52
始​値 159.34
高値 159.56
安値 159.03
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1528/1.1530
始値 1.1535
高値 1.1545
安値 1.1525