午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤と比べてほぼ横ばいの159円前半で推移している。7月末以降実施された為替介入後の下落分の半値戻しに当たる159円半ばでは上値が重くなった。きょう発表される米消費者物価指数(CPI)が注目されており、日米協調での追加介入の有無を見極める展開となっている。
ドルは朝方から159円前半を中心とする小動きが続いた。正午ごろに一時159円半ばまで上昇したものの、介入後の半値戻し水準でもあり、一段のドル買い/円売りとはならなかった。東京時間の取引は閑散としているとの声もあった。
ドル/円は200日移動平均線を上抜けしてから、「円安の根本原因は解消されていないとの見方が膨らんでいる」(りそなホールディングスの井口慶一シニアストラテジスト)との指摘が聞かれる。中東の不安定化を背景とするドル買いも加わる中でドル高/円安方向の材料に再び焦点が当たっている状況で、CPI次第ではあるもののドル/円が「円高方向には向かいづらい」(井口氏)という。
介入後の半値戻し水準までドル/円相場が持ち直す中、追加介入の有無やタイミングも注目の一つとなっている。日米の当局者はさらなる協調介入も躊躇(ちゅうちょ)しない構えを示しており、「CPI後のドル/円の水準次第では介入実施もあり得る」(三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長)との見方がある。特に、CPI後に160円を超えて急速に進む場合の対応が注目との声も聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.39/159.43 1.1534/1.1535 183.86/183.87
午前9時現在 159.27/159.28 1.1541/1.1547 183.85/183.86
NY午後5時 159.27/159.30 1.1542/1.1544 183.83/183.87