午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から小幅にドル高/円安の159円後半で推移している。日米による為替協調介入後の下落幅の半値戻し水準を上抜けたことで上昇に一時弾みが付いたが、介入警戒も残っている。米長期金利は1年7カ月ぶり高水準に上昇しており、インフレ懸念などを背景に世界的に金利上昇圧力が高まっている。
ドルは午前中、159円前半から半ばでもみ合っていたが、午後に入って全般的にドル買いに傾く中で、明確な手掛かりがないままドル/円も上昇。前日の高値(159.60円)を上回ると、ドル買いがやや勢いを増す場面もあった。159.70円台では上昇がいったん一服している。
円債市場での5年債入札が注目されていたが、強い結果との受け止めが広がっており、ドル/円相場への影響も限定的とみられている。
ドル160円超えでの為替介入が強く警戒されていることもあり、159円半ばの半値戻し水準を上抜けたとはいえ「どんどん上方向に攻める感じではない」(国内銀行のストラテジスト)との声がある。週内は手掛かりとなるイベントも乏しい。
米国の10年金利は4.74%近辺と、2025年1月中旬以来の高水準に上昇。中東情勢の混乱に伴う原油高でインフレが懸念されているほか、米国でも財政問題に焦点が当たり始めている。
市場では日銀の9月利上げの織り込みも進むが「金融政策だけでもう一段(の円高)は難しい」(みなと銀行資金証券部ストラテジストの苅谷将吾氏)との見方が多く聞かれる。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.65/159.68 1.1572/1.1574 184.78/184.79
午前9時現在 159.33/159.34 1.1582/1.1584 184.55/184.56
NY午後5時 159.45/159.47 1.1579/1.1581 184.63/184.68