ユーロ圏の投資家心理は、経済状況の改善と景気回復期待に支えられ、4カ月連続で改善した。調査会社センティックスが10日発表した8月の指数で示された。
・8月のユーロ圏のセンティックス指数は0.9と、7月のマイナス3.1からプラスに転じた。ロイターがまとめた予想(マイナス0.5)を上回る大幅な改善となった。
・同指数は4カ月連続で上昇し、2026年2月以来の高水準。
・センティックスは、指数の改善は主に投資家による現況評価の大幅な回復によると説明。期待指数も改善した。
・現況指数はマイナス14.8からマイナス8.0へ上昇した。期待指数は9.3から10.3へ上昇した。
・センティックスは、エネルギーコストの高止まりや受注の低迷が見通しの重しとなっているものの、イラン戦争によって引き起こされた信頼感の低下は部分的に吸収されたようだと付け加えた。
・ドイツの総合指数はマイナス19.4からマイナス11.9へ上昇。3カ月連続の改善で2月以来の高水準。
・センティックスは、経済指標の改善や、景気後退の再発回避に寄与した第2・四半期の0.2%の成長に触れ、「ドイツ経済には一段の安定化の兆しが見える」と述べた。
・調査は、機関投資家213人を含む1097人の投資家を対象に8月6─8日に実施した。